賞金女王はイ・ボミに決定か シード、最終戦出場権争いも決着へ
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2016/11/16 18:54
国内女子ツアーの大王製紙エリエールレディスオープンは17日から、愛媛県のエリエールゴルフクラブ松山を舞台に行われる。来季のシード権、そして最終戦への出場権争いなど、見どころがつまった同大会で今季の賞金女王が確定する可能性がある。
後半戦に入りタイトル争いの行方は、賞金ランキング1位のイ・ボミ(韓)と2位の申ジエ(韓)、3位の笠りつ子にに絞られたが、前週大会で今季5勝目を飾ったイ・ボミが後続と約4000万円差つけた。今大会で単独3位以上に入れば、最終戦を残して2年連続の女王が決定する。
さらに昨季大会では2位以下に5打差をつける圧勝で、強さを見せつけたイ・ボミ。通算16アンダーまでスコアを伸ばし、日本ツアー獲得賞金最高額を更新した思い出の大会でもある。女王争いに決着をつける。
また、最終戦出場を目指す賞金ランキング25位前後に位置する選手にも注目したい。今季未勝利ながら好調をキープする森田遥(24位)、青木瀬令奈(27位)らは最終戦に出場できるのか。少しでも賞金を上積みして最終戦出場を決めたいところだ。
賞金ランク49位の藤田光里、50位茂木宏美、51位香妻琴乃、52位藤本麻子、53位一ノ瀬優希らボーダーラインにいる選手は来季シード権争いの正念場となる。見どころのたくさんあるサバイバルレースはより激しいものになりそうだ。