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年間王者争いはH.ステンソン優位で最終戦へ R.マキロイは連覇必須

更新日:2016/11/17 10:36
年間王者争いはH.ステンソン優位で最終戦へ R.マキロイは連覇必須
逃げ切りでの年間王者タイトル獲得を目指すH.ステンソン。(写真提供:Getty Images)

 

 欧州ツアーの今季最終戦、DPワールド・ツアー選手権ドバイが現地時間17日、UAEのジュメイラ・ゴルフ・エステーツを舞台に開幕を迎える。年間王者争いトップのヘンリック・ステンソン(スウェーデン)が逃げ切りを目指す中、ダニー・ウィレット(英)、ローリー・マキロイ(北アイルランド)らが逆転のタイトル奪取を狙う。

 今大会には同ツアーのポイントランキング、レース・トゥ・ドバイ上位60名のみが出場。前週決着もあり得たタイトルレースは最終戦までもつれたものの、全英オープン覇者ステンソンの優位は変わらず。同ランク4位のマキロイまで逆転年間王者の可能性が残されてはいるが、2位ウィレットと299,675ポイント差で首位を走る40歳が大本命であることに間違いはないだろう。

 逆転を狙うランク上位陣は、昨季に続いて最終戦をポイント2位で迎えたウィレットが、今大会優勝により他選手の結果に関わらず年間王者に。同3位のアレクサンダー・ノレン(スウェーデン)は最低でもトップ2に入る必要がある。また、昨季覇者で過去2季続けて欧州年間王者に輝いているマキロイは、米年間王者とのWタイトルへ連覇が必須。さらにステンソンがトップ45を外すなど厳しい条件を乗り越えなければならない。

 レース・トゥ・ドバイ5位以下の選手も、トップ10でシーズンを終えれば総額500万ドル(約5億4,000万円)のボーナスが配分されるとあり高モチベーション。ブランデン・グレイス(南ア)、ラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)ら現在トップ10内の選手はその座を維持するべく、マーティン・カイマー(独)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)ら圏外の選手はそこに食い込むべく上位を目指す。

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