L.コ、大会新の「62」で首位浮上! 野村は6打差の10位T
米女子ツアーは現地時間18日、今季最終戦のCMEグループ・ツアー選手権がフロリダ州のチバロンGCで第2ラウンドの競技を終了。CMEグローブ3連覇を狙うリディア・コ(ニュージーランド)が通算12アンダーで首位に浮上する中で、野村敏京が日本勢最高位の10位タイにつけている。
レース・トゥ・CME9位の野村は、12位タイからスタートしたこの日、1番から連続バーディと好発進。さらに2つのバーディを重ね「32」のスコアでバックナインに入った。しかし最終ホールでボギーを叩くなどスコアを落とし、5バーディ、2ボギーの3アンダー69でホールアウト。前日から2つ順位を上げ、首位と6打差の通算6アンダー10位タイで3日目を迎える。
その他の日本勢は、横峯さくらが後半で2つの連続バーディを奪うなど、5バーディ、2ボギーの「69」とスコアを3つ伸ばし、前日の32位タイから22位タイに浮上。一方、宮里美香と宮里藍はともに「74」とスコアを2つ落として2日目を終了。それぞれ通算1オーバー48位タイと通算6オーバー65位に順位を下げた。
リーダーボードの最上位に立つコは、2度の3連続バーディを奪うなど、11バーディ、1ボギーの大会記録となる「62」のビッグスコアをマーク。前日の16位タイからジャンプアップに成功し、今季5勝目と100万ドル(約1億100万円)のビッグボーナスの獲得に向け好位置につけている。
通算9アンダーで3打差の2位タイにつけるのはライアン・オトゥール(米)とリュウ・ソヨン(韓)。首位からスタートした3連勝を狙うフォン・シャンシャン(中)はスコアを落とし、通算5アンダー16位タイに急降下。現在レース・トゥ・CMEグローブ1位のアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)は通算4アンダー19位タイとしている。