松山&石川の最強コンビがワールドカップ制覇へ!
更新日:2016/11/23 16:06
掲載日:2016/11/23 09:43
国別対抗戦「ISPSハンダ・ワールドカップ・オブ・ゴルフ」は現地時間24日、オーストラリアのキングストンヒースGCを舞台に開幕。松山英樹、石川遼の2人が日本代表として、2002年以来14年ぶり3度目のワールドカップ制覇を目指す。
世界28か国から56人のトッププレーヤーが集う今大会。過去日本チームは1957年に中村寅吉と小野光一、2002年に伊澤利光と丸山茂樹がトロフィを持ち帰ったが、以来優勝から遠ざかっている。第58回大会には歴代最強ともいえる松山と石川がコンビを組むだけに大会制覇に期待が集まっている。
今大会のフォーマットは、初日と3日目は1つのボールを交互に打つ「フォアサム」、2日目と最終日はそれぞれがプレーし良い方のスコアを採用する「フォアボール」で行われる。2人1組のチーム戦はお互い息を合わせ、フォローし合う団結力が必要となってくるが、ジュニア時代からライバル関係である2人が力を合わせ、どのように戦略を練るのかも見どころだ。
日本の大敵となる優勝候補は、やはり地元チームのアダム・スコットとマーク・リーシュマンだろうか。2人は2015年のザ・プレジデンツカップツアーでもコンビを組んでおり、お互いのプレースタイルを知り尽くし信頼を寄せている。地元の熱い声援を受けながらの出場は、原動力になることだろう。
その他、リッキー・ファウラー&ジミー・ウォーカーの米国、クリス・ウッド&アンディ・サリバンの英国、ラファエル・カブレラ-ベロ&ジョン・ラームのスペイン、アン・ビョンホン&金庚泰の韓国も手ごわい相手となるに違いない。そんな中、日本代表の2人がどれだけ存在感を見せて勝利へと突き進むことができるのか、目が離せない4日間となる。