池田と谷原の賞金王争い決着なるか シード権争いは最終章
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2016/11/23 12:55
国内男子ツアーのカシオワールドオープンが24日、高知県のKochi黒潮カントリークラブで開幕。賞金王争いはいよいよ最終局面を迎え、来季シード権も今大会で確定するとあって、熾烈なサバイバルレースが繰り広げられるにちがいない。
賞金王争いは、初のタイトル獲得に向けて賞金ランキング1位の池田勇太と2位の谷原秀人が激しい競争を繰り広げている。2人の年間獲得賞金額の差は約470万円と僅差。今大会と翌週の最終戦、ゴルフ日本シリーズJTカップは共に優勝賞金が4,000万円のビッグイベントだ。
逆転賞金王を狙う谷原はKochi黒潮カントリークラブとの相性が良く、2012年から(2014年の棄権省く)全てTOP10入りを果たしている。一方の池田も2013年大会で単独2位に入るなどの活躍を見せており、絶好調の2人なだけに熾烈なバトルを繰り広げることは間違いないだろう。2人ともに初の賞金王戴冠へラストスパートをかける。
また、次週の最終戦は出場選手が限られるため、来季シード権を巡る戦いも今週で決着。賞金シードは来季フル出場できる第1シードと、出場資格が限られる61位から75位までの第2シードに分けられる。ボーダーライン上にいる81位の平塚哲二、83位の丸山大輔らは背水の陣で挑む。
また、カシオ所属の石川遼は国別対抗戦「ISPSハンダ・ワールドカップ・オブ・ゴルフ」に出場するため今大会は見送っている。賞金レースやシード争いなど見どころ満載なフルフィールド最終戦。男たちのプライドをかけた戦いから目が離せない。