デンマークがW杯初制覇に王手! 2位米国に4打差つける
更新日:2016/11/26 16:26
掲載日:2016/11/26 16:24
国別対抗戦「ISPSハンダ・ワールドカップ・オブ・ゴルフ」は現地時間26日、オーストラリアのキングストンヒースGCで第3ラウンドの競技を終了。3打差首位から出たソレン・ケルドセン&トービヨン・オルセンのデンマーク代表がさらにリードを広げ、同国初のワールドカップ制覇に王手をかけた。
難易度の高いフォアサム形式(1つのボールを2人が交互に打つ)で行われた第3ラウンド。序盤こそ3番でボギー先行となったデンマーク代表だが、続く4番から連続バーディを奪うなど10番までに3アンダーまで伸ばして首位を堅持。欧州ツアー終盤戦でも好調を維持していた両選手は、トータル5バーディ、3ボギーの2アンダー70で後続を突き放し、初優勝へさらに一歩前進となった。
4打差の単独2位につけたのはリッキー・ファウラー&ジミー・ウォーカーの米国代表。5バーディ、2ボギーの内容でこの日ベストタイの3アンダー69をマークし、前日5打差4位タイからわずかに首位との差を縮めた。通算9アンダーの単独3位は中国代表(呉阿順&リ・ハオトン)、日本と同スコアの通算7アンダー4位タイにはスペイン代表(ラファエル・カブレラ-ベロ&ジョン・ラーム)とフランス代表(ビクトル・ドゥブイソン&ロメイン・ランガスキュー)が並ぶ。
アダム・スコットとマーク・リーシュマンがコンビを組むディフェンディング・チャンピオンの豪州代表はこの日2アンダー70で前日18位タイから浮上。ベルギー代表(トーマス・ピータース&ニコラス・コルサーツ)らとともに通算4アンダー11位タイで3日間を終えている。