キム・ハヌルが最終戦優勝でメジャー初制覇 イ・ボミは2冠達成
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2016/11/27 16:40
国内女子ツアーの今季最終戦、LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップは27日、宮崎県の宮崎カントリークラブで最終ラウンドの競技を終了。イーブンパー72で回ったキム・ハヌル(韓)が通算9アンダーで首位を守り、初のメジャータイトルを獲得した。
後続に2打差をつけてスタートしたキムは、雨が降る中前半の7番から連続ボギーを喫するなどフロントナインは3オーバーと苦戦。一時は首位を明け渡したが、後半に入り10番でバーディと奪うと、その後2つスコアを伸ばして再逆転。3バーディ、3ボギーの内容でホールアウトし、最終戦で今季2勝目を挙げた。
トップと1打差の単独2位には成田美寿々。7バーディ、1ボギーの6アンダー「66」と猛チャージをかけ追い上げを見せたが、1打及ばなかった。昨季覇者・申ジエ(韓)は2バーディ、3ボギーの1オーバー73とスコアを伸ばせず、通算6アンダー単独3位に終わっている。前日に「64」をマークし単独3位に浮上していた葭葉ルミは、通算4アンダーで4位タイとなっている。
2年連続賞金女王のイ・ボミ(韓)はノーボギーの4アンダー「68」で回り、通算2アンダー9位タイでフィニッシュ。LPGAメルセデス・ベンツ・プレーヤー・オブ・ザ・イヤーを争っていた笠りつ子が通算10オーバー27位タイに終わったため、2冠達成となった。