タイガー、1年3か月ぶりの復帰戦　日本勢は松山が出場

　現地時間12月1日、タイガー・ウッズ（米）が主催するチャリティイベントのヒーロー・ワールド・チャレンジがバハマのアルバニーを舞台に開幕。日本からは松山英樹が唯一出場する。

　世界ランク上位のトッププレーヤー18名のみが出場を許される今大会。ツアー通算79勝を誇るタイガーが1年3か月ぶりにツアーに復帰することで、さらに注目度が高まっている。大会前の記者会見では「準備はできている。出来ること全てをやるつもりだ」と語り体調のよさをアピールした。

　そんな中、日本から唯一出場の松山は3年連続3度目のフィールド入り。初参戦となった2014年は13位、2015年は17位タイと下位に沈んだが、今季は10月のCIMBクラシック2位、WGC-HSBCチャンピオンズで優勝、日本ツアーでも日本オープンゴルフ選手権、三井住友VISA太平洋マスターズで2連勝を果たすなど万全な状態で挑むため、昨年を大きく上回る結果に期待できそうだ。

　昨年トッププレーヤー18人の頂点に立ったのは世界ランキング10位のバッバ・ワトソン（米）。3日目に「63」を叩き出し、通算25アンダーで後続と3打引き離して優勝を飾った。その他今大会には、ダスティン・ジョンソン（米）、ジョーダン・スピース（米）、リッキー・ファウラー（米）、ヘンリック・ステンソン（スウェーデン）といった世界ランク上位の選手が顔を揃えている。強豪揃いのフィールドで松山はどのようなプレーを見せてくれるだろうか、今年最後の大舞台に挑む。