小平智が最終戦勝利に王手! 初の賞金王へ池田が2位タイ浮上
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2016/12/03 15:29
国内男子ツアーの今季最終戦、ゴルフ日本シリーズJTカップは3日、東京都の東京よみうりカントリークラブを舞台に第3ラウンドの競技を終了。小平智が3アンダー67で回り、通算11アンダーで優勝に王手をかけた。
トップと1打差の2位タイから出た小平は3番でバーディを奪う幸先の良い立ち上がりを見せると、7番から連続バーディをマークし、前半を2アンダーで折り返す。後半は11番でボギーが先行したが、14番と17番で取り返すと、難関の最終18番パー3もパーで締めて、5バーディ、2ボギーでホールアウト。10月のブリヂストンオープン以来となる今季2勝目に向けて、後続に3打差をつけた。
賞金王争いでは、8位タイから出たランキング1位の池田勇太が5バーディ、2ボギーの3アンダー67をマークし、通算8アンダーで2位タイに浮上。一方、逆転賞金王には今大会での優勝が絶対条件の同2位谷原秀人は、前半を3バーディ、3ボギーで折り返すと、イーブンパーで迎えた最終18番で痛恨のダブルボギー。2オーバー72とスコアを落とし、通算5アンダー7位タイに順位を落としている。
ディフェンディング・チャンピオンの石川遼は、ノーボギーの4アンダー「66」とこの日のベストスコアをマークし、通算6アンダー5位タイに浮上。最終日は5打差を追って逆転優勝を目指す。ツアー通算30勝の片山晋呉は、今平周吾、藤田寛之と通算3アンダー14位タイに並んでいる。