B.ストーン、後続を圧倒して優勝！

　欧州ツアーの今季初戦、アルフレッド・ダンヒル選手権が現地時間4日、南アフリカのレパード・クリークCCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。地元南アフリカ出身のブランドン・ストーンが「67」をマークし、通算22アンダーでツアー通算2勝目を飾った。

　後続に3ストローク差をつけてスタートしたストーンは、5番までパーを拾う我慢のゴルフを展開。6番で3バーディを記録した昨季覇者チャール・シュワーツェル（南ア）に一時並ばれたが、10番からの5ホールで4バーディを奪い、後続と7打引き離す。トータル7バーディ、2ボギーの5アンダー67と他を圧倒した23歳は「大会を通していいゴルフができた」と1月のSAオープン選手権以来の勝利に喜んだ。

　通算15アンダーの単独2位には最終日にノーボギー「67」と安定したゴルフを展開したリチャード・スターン（南ア）が入った。トーマス・デトリー（ベルギー）はルーキーシーズンの開幕戦で通算13アンダー単独3位と大健闘。

　そのほか、シュワーツェルは一時は首位タイに浮上するも、15番から連続でダブルボギーを叩き、2オーバー74と崩れ、4位タイでホールアウト。世界ランキング16位のブランデン・グレイス（南ア）は通算8アンダー20位タイ。ツアー通算3勝を誇るジョージ・クッツエェー（南ア）は4アンダー32位タイで4日間の競技を終えた。