松山英樹がツアー4勝目へ連覇を狙う 石川遼も出場

米男子ツアーのウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンが現地時間2日、アリゾナ州のTPCスコッツデールを舞台に開幕。ディフェンディング・チャンピオンの松山英樹が連覇を狙う。
大会期間中で50万人以上のギャラリーを集めることでも知られる今トーナメント。昨季大会では、松山が最終日の17番でバーディを奪って首位を走っていたリッキー・ファウラー(米)に追いつき、さらにプレーオフでは4ホール目でファウラーがパーセーブできなかったのに対して、松山はパーパットを沈めてツアー2勝目を手にした。
現在フェデックスカップ・ランキングで2位につける松山は、前週のファーマーズ・インシュランス・オープンこそ4日間を通じて60台をマークできず33位タイに終わっているが、昨年末からの好調さは維持。最新の世界ランキングでは、日本勢として20年ぶりとなるトップ5入りを果たすなど、ツアーの中心選手としてアリゾナの地に戻ってくることとなった。予選ラウンドはダニエル・バーガー(米)、ブルックス・ケプカ(米)とのペアリングが決定している。
一方、日本勢では3週連続出場となる石川遼もフィールド入り。前週大会では3日目までは苦しんだが、最終日に「68」をマークしてトップ20入り。今大会は初出場となった2013年以降予選突破を果たしたことのない鬼門トーナメントだが、上位進出を目指す。
その他にも、リベンジを狙うファウラーをはじめ、今季好調のジャスティン・トーマス(米)、元世界No.1のジョーダン・スピース(米)、2週連続優勝を狙うジョン・ラーム(スペイン)、飛ばし屋のバッバ・ワトソン(米)、パトリック・リード(米)、フィル・ミケルソン(米)なども出場。大声援を背中にトロフィを掴むのは誰になるのか注目だ。