松山英樹、プレーオフを制してツアー4勝目! 昨年同様17番で決着

米男子ツアーのウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープンが現地時間5日、アリゾナ州のTPCスコッツデールを舞台に最終ラウンドの競技を終了。松山英樹がプレーオフを制して、今季2勝目を挙げた。
トップと4打差の3位タイから出た松山は、出だしの3番パー5で2打目を80センチに寄せてイーグルを奪取。5番でも3メートルを決めてバーディを奪い、前半は3アンダーで折り返す。すると、後半は2つのパー5(13番、15番)でスコアを伸ばすと、1イーグル、3バーディの5アンダー「66」でホールアウト。7アンダー「64」と猛チャージをかけたウェブ・シンプソン(米)と通算17アンダーでトップタイに並び、勝負は2年連続でプレーオフへと持ち込まれる。
昨季はリッキー・ファウラー(米)との激闘の末に今大会を制した松山。18番パー4ので行われたプレーオフの1ホール目はともにバーディチャンスを決めることができずにパー。2ホール目では松山はティーショットをバンカーに入れるものの、ともにパーとなる。10番に移動しての3ホール目では、シンプソンのバーディパットがカップの淵で止まってパー。松山も微妙な距離のパーパットを残したが、しっかりと決めて昨年決着した17番での4ホール目へと向かう。
松山はティーショットをグリーン手前につけると、アプローチでバーディチャンスにつける。1オンならが距離を残したシンプソンのバーディパットがわずかにカップの右を抜けてパーとなると、バーディパットを決めて決着。連覇でツアー4勝目を手にした。
その他上位は、通算16アンダー単独3位にルイス・ウーストハウゼン(南ア)。ファウラーが通算15アンダー4位タイに入っている。元世界No.1のジョーダン・スピース(米)は通算12アンダー9位タイ、連勝を狙ったジョン・ラーム(スペイン)は通算10アンダーでフィル・ミケルソン(米)らと並んで16位タイで4日間を終えている。