石川遼は「73」で後退 A.ハドウィンが初優勝へ4打差首位
更新日:2017/03/12 10:19
掲載日:2017/03/12 10:17
米男子ツアーのバルスパー選手権が現地時間11日、フロリダ州のイニスブルック・リゾートを舞台に第3ラウンドの競技を終了。石川遼は2オーバー73とスコアを落とし、通算2オーバー54位タイに後退した。
カットライン上で予選ラウンドを突破した石川は、巻き返した狙ったムービングデーだったが、出だしの3番から連続ボギー。7番でバーディを取り返し、前半は1オーバーで折り返したが、13番パー3ではティーショットを池に入れてダブルボギーを叩くと、最終18番でバーディをマークしたのみに終わり、2バーディ、2ボギー、1ダブルボギーでホールアウト。最終日はスコアを伸ばして、1つでも順位をあげたいところだ。
一方、上位争いは単独首位から出たアダム・ハドウィン(カナダ)が、ノーボギーの4アンダー「67」をマークし、通算14アンダーで優勝に王手。ツアー初優勝を狙う29歳は後続に4打差のリードをつけたが、守りきることができるだろうか。通算10アンダー単独2位にはパトリック・キャントレー(米)、通算9アンダー単独3位にはジム・ハーマン(米)がつけている。
世界ランキング6位のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)は、2バーディ、2ボギーとスコアを伸ばすことができず、イーブンパー71で通算7アンダー5位タイに後退。8位タイから出たブライソン・デシャンボー(米)は、4バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの1オーバー72と出入りの激しいゴルフで通算4アンダー12位タイとなっている。