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S.ガルシアとJ.ローズが首位T 実力者が上位に並ぶ大接戦

更新日:2017/04/09 12:12
S.ガルシアとJ.ローズが首位T 実力者が上位に並ぶ大接戦
S.ガルシアがメジャー初制覇を狙う。(写真提供:Getty Images)

 

 今季男子メジャー初戦、マスターズは現地時間8日、ジョージア州のオーガスタ・ナショナルGCを舞台に第3ラウンドの競技を終了。セルヒオ・ガルシア(スペイン)とジャスティン・ローズ(英)が通算6アンダー首位タイで最終日を迎える。

 36ホールを終え4人がリーダーボードの最上段に並ぶ大混戦の中、天候にも恵まれ、大会3日目が行われた。首位タイで予選を通過したガルシアは、5番でこの日最初のバーディを奪うものの、その後はボギーとバーディを繰り返し、スコアメイクに苦しむ。しかし後半に入ると13番、15番でバーディを奪い、2アンダー70でホールアウト。今回が74回目のメジャー出場となる37歳は、初のメジャートロフィ獲得に大きく前進している。

 一方、前日首位と3打差の6位タイで終えていたローズは、ムービングサタデーに猛チャージをかける。前半こそスコアを伸ばせなかったが、後半は12番から連続バーディ。その後も15番パー5をバーディとし、上り2ホールでもスコアを伸ばし、5アンダー67のビッグスコアをマークする。昨年リオデジャネイロ五輪の金メダリストは、2013年の全米オープン以来、2度目となるメジャー制覇に向け好位置につけた。

 首位と1打差の通算5アンダー単独3位は、リッキー・ファウラー(米)。トータル4バーディ、3ボギーの「71」とスコアを1つ伸ばし、逆転でのメジャー初優勝に期待がかかる。初日からトップに立っていたチャーリー・ホフマン(米)は、16番でティーショットを池に入れ、ダボを叩くも、イーブンパー72で踏みとどまる。通算4アンダー4位タイにジョーダン・スピース(米)、ライアン・ムーア(米)と並ぶ。

 その他上位陣は、2013年マスターズ覇者のアダム・スコット(豪)が通算3アンダー単独7位、通算2アンダー単独8位に2011年に同大会を制したチャール・シュワーツェル(南ア)。前日首位タイのトーマス・ピータース(ベルギー)は通算1アンダー9位タイ、キャリアグランドスラムを目指すローリー・マキロイ(北アイルランド)が通算イーブンパー11位タイにつけている。

 日本人で唯一決勝ラウンドに進出している松山英樹は、1イーグル、1バーディ、3ボギー、1ダブルボギーの2オーバー74とスコアを落とし、通算4オーバー28位タイとなっている。

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