石川は連続ダボも、35位タイに浮上 K.チャペルが初優勝に王手
更新日:2017/04/23 13:18
掲載日:2017/04/23 13:16
米男子ツアーのバレロ・テキサス・オープンは現地時間22日、テキサス州のTPCサンアントニオを舞台に第3ラウンドの競技を終了。石川遼は1オーバー73でラウンドし、35位タイから最終日を迎える。
47位タイの石川は、インスタートのこの日、10番からバーディを奪う好スタートを切る。すると14番のパー5では、2オンに成功しバーディをマークするなど、前半だけで3つスコアを伸ばす。しかし後半は一転。1番ではティーショットを右に曲げ、アプローチショットにもミスが続きダブルボギー。直後の2番でも2打目をネイティブエリアに入れ、罰打を科されるなど連続ダボとした。トータル4バーディ、1ボギー、2ダブルボギーの「73」でホールアウトしたが、他の競技者が大きくスコアを落としたこともあり、通算イーブンパーの35位タイに順位を上げた。
一方の優勝争いは、ケビン・チャペル(米)が後続に1打をリードして、単独首位に立つ。この日6バーディをマークするも、3ボギー、1ダブルボギーを喫するなど出入りの激しいゴルフとなったが、通算8アンダーでツアー初優勝に王手をかけている。通算7アンダー2位タイには、ブランデン・グレイス(南ア)とジョン・ハー(米)が続く。
強風の中「68」と第3ラウンドのベストスコアをマークした地元テキサス出身のライアン・パーマー(米)は、前日トップタイのバド・コーリー(米)とトニー・フィナウ(米)らと通算6アンダー4位タイに並ぶ。2つスコアを伸ばしたブルックス・ケプカ(米)は通算4アンダー12位タイ、ディフェンディング・チャンピオンのチャーリー・ホフマン(米)は通算イーブンパーの35位タイから残り18ホールを戦う。