松山、谷原がタッグを組む　リオ五輪金銀ペアにも注目

　米男子ツアーのチューリッヒ・クラシック・オブ・ニューオリンズは現地時間27日、ルイジアナ州のTPCルイジアナで開幕。今季大会からダブルス戦で行われ、松山英樹が谷原秀人を指名しペアを組むこととなった。

　昨季までは個人のストロークプレーで行われていたが、今季からはダブルス戦に変更。初日と3日目はフォアサム（1つのボールを2人が交互に打ち合う）、2日目と最終日はフォアボール（2人がそれぞれ自分のボールでプレーし、ホールごとに良いほうのスコアを採用）方式で競い合う。160人80組が出場し、2日目を終えた時点で35位タイまでの組が決勝ラウンドに進出する。

　米男子ツアーの賞金ランキング上位などの選手がパートナーを指名する形となり、松山は谷原を指名した。東北福祉大学の先輩後輩コンビが魅せるプレーに期待がかかる。

　また、その他のコンビも豪華だ。世界ランキング3位ジェイソン・デイ（豪）と同9位リッキー・ファウラー（米）、リオデジャネイロ五輪金銀コンビのジャスティン・ローズ（英）とヘンリック・ステンソン（スウェーデン）。平均飛距離300ヤード越え同士のバッバ・ワトソン（米）とJ.B.ホームズ（米）などトップ選手同士がペアを組む。個人戦とはまた違った団体戦、どのように攻め、守るのか、非常に面白い大会になることは間違いないだろう。