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K.キスナー、ジュニア時代からのライバル「DJ」を語る

更新日:2017/06/01 19:39
K.キスナー、ジュニア時代からのライバル「DJ」を語る

 

 ディーン&デルーカ招待で米男子ツアー2勝目を挙げたケビン・キスナー(米)が、7歳の頃からともにプレーしているという現世界ランキングNo.1のダスティン・ジョンソン(米)とのジュニア時代の逸話を語った。

「確か14歳で、サウスカロライナ州のジュニア大会だったかな。ダスティンが1打か2打リードして最終パー5に向かったんだ。彼はレイアップして、ウェッジでグリーンに乗せて約4メートルのバーディパット。俺は(追う立場だったから)2オンを狙ったけど、林に入れてしまった。だけど、そこから打ったボールがマウンドに当たって、のぼっていって、フラッグに当たって入ったんだ。ダスティンは3パットしちゃって、僕が逆転優勝さ。今度あいつに聞いてみろよ」とキスナー。

 ジョンソンも「あいつが話した通りだ。大きなマウンドがあったから彼からはピンが見えなかった。ボールは物凄い速さでピンに当たって入ったんだ」と、当時のシーンを懐かしむように振り返った。

 時は流れて2012年フェデックス・セントジュード・クラシックで2人は最終組で回った。結果はジョンソンが見事優勝。「今度は俺が勝ったぜ」とキスナーに言ったという。タイガー・ウッズ(米)とフィル・ミケルソン(米)など、スポーツの世界では上に行けば行くほどライバル関係というのは必要不可欠だ。ジュニア時代からお互いを高め合ってきた2人は、今後も競い合いながら上を目指していくのだろう。

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