R.マキロイが全米オープンで新パターを投入か
更新日:2017/06/13 14:56
掲載日:2017/06/13 14:39
5つ目のメジャータイトル獲得を目指すローリー・マキロイ(北アイルランド)が、現地時間15日に開幕する全米オープン(ウィスコンシン州エリンヒルズ)で新パターを投入する。
5月にテーラーメイドとの用具契約締結を発表したマキロイ。ザ・プレーヤーズ選手権以降は肋骨の怪我によりトーナメントへの出場を見合わせていたが、大一番に向けて調整を行ってきた。そして、今季メジャー第2戦の開幕を前に同社の「スパイダー ツアーレッド」をバッグに加えることを決断したようだ。
「スパイダー ツアー」は、今季のマスターズを制したセルヒオ・ガルシア(スペイン)をはじめ、世界ランクNo.1のダスティン・ジョンソン(米)、同3位のジェイソン・デイ(豪)が使用するモデル。これにより、世界トップ3が同じパターを使用することとなる。
テーラーメイドのツアー部門において副代表を務めるキース・スバーバロ氏は、マキロイがいくつかのパターをテストするなかで、同社の他のモデルでは完璧なストロークをしないとサイドスピンに問題があったことを明かした。しかし「スパイダー ツアーレッド」は「完璧なスピードで、サイドスピンはほぼなかった」ことが決め手となったと話している。
なお、マキロイの使用する「スパイダー ツアーレッド」には、ソール部分に「RORS」と刻印されてるほか、クラウン部分には黒いラインが一本入るカスタマイズが施されている。新たな相棒を手にしたマキロイが、2011年以来となる全米オープン制覇を果たすのか注目だ。