R.マキロイ、怪我によるスイングの制限は「全くない」
更新日:2017/06/14 12:09
掲載日:2017/06/14 12:07
現地時間15日に開幕する全米オープン(ウィスコンシン州エリンヒルズ)で、肋骨の怪我から復帰するローリー・マキロイ(北アイルランド)が公式会見に登場。怪我によるスイングの制限は「全くない」と、万全な状態であることをアピールした。
9回目の全米オープン出場となるマキロイ。トーナメントへの出場は、5月のザ・プレーヤーズ選手権(35位タイ)以来となる。欧州ツアーのBMW PGA選手権や米ツアーのザ・メモリアル・トーナメントなどを欠場して大一番を迎えることとなったが、その視線は5つ目のメジャータイトルだけを捉えている。
マキロイは9日にエリンヒルズ入り。現地での練習ラウンドを含めて、10日間で「8、9ラウンドはプレーした」とコンディション面でも自信を見せる。昨季米ツアーのツアー選手権からここまでわずか8試合の出場のみにとどまっていることも、ビッグトーナメントが続く夏シーズンに向けて「フレッシュな状態で迎えることができる」と前向きに捉えた。
全長7,700ヤードにもなるエリンヒルズ攻略のためには、今季の平均ドライビング・ディスタンスで308.5ヤードを誇るマキロイのような飛ばしの能力は必要不可欠。「多くドライバーを使う状況になれば、自分にとっては有利になると思う」と、自らの武器も自覚している。
12日の夜から翌朝にかけて現地では雨が降った。フェアウェイが柔らかくなれば飛距離は必然的に落ちるが「雨が降っているのを見ても、泣くようなことはなかったよ。雨でさらに距離が長くなったとしたら、それは何人かの選手にとって有利に働く。幸運にも僕はその一人だね」と意に介せず。2011年に初のメジャー制覇を成し遂げた大会で、再び歓喜の瞬間を迎えることができるだろうか。