松山、「65」で8位タイに急浮上! 宮里と小平も予選通過
米男子ツアーの今季メジャー第2戦 全米オープンが現地時間16日、ウィスコンシン州のエリンヒルズを舞台に第2ラウンドの競技を終了。松山英樹が7アンダー65の猛チャージを見せ予選を通過したほか、宮里優作と小平智も決勝ラウンド進出を決めている。
前日82位タイと大きく出遅れた松山は、1番パー5からバーディを奪取すると、ショットが冴え渡り、前半だけで6つのバーディ奪取に成功。後半はパーセーブが続く我慢のゴルフが続くものの、13番でスコアを伸ばすなど、ノーボギーの「65」でホールアウト。惜しくも大会レコードに1打及ばなかったが、この日のベストスコアをマークし、首位と2打差の通算5アンダー8位タイに急浮上した。
また、小平は1番からの4ホールで3バーディを奪う好スタート。さらに後半も11番から連続でバーディをマークするなど、トータル5バーディ、2ボギーの「69」でこの日の競技を終了。インスタートの宮里は、ボギーが先行するも、前半だけで3つのバーディを奪う。フェアウェイキープ率100%を記録するなど、安定したゴルフを披露し、2アンダー70でラウンド。両者は通算2アンダー24位タイで決勝ラウンド進出を決めた。
一方、初日45位タイから出た池田勇太は、10番、4番でダボを叩くなど、トータル5バーディ、3ボギー、2ダブルボギーの「74」。通算2オーバーにスコアを落とし、カットラインに1打及ばず、無念の予選落ち。また、前日イーブンパーで終えた谷原秀人だったが、4オーバー76で通算4オーバー92位タイ、大きく出遅れた今平周吾もスコアを伸ばすことができず、通算5オーバー102位タイで決勝ラウンド進出を逃している。
なお、上位陣は大混戦。通算7アンダートップタイに、ポール・ケイシ―(英)、ブルックス・ケプカ(米)、ブライアン・ハーマン(米)、トミー・フリートウッド(英)が並んでいる。