4人がトップに立つ混戦 世界ランク上位陣の予選落ちが相次ぐ…
米男子ツアーの今季メジャー第2戦 全米オープンが現地時間16日、ウィスコンシン州のエリンヒルズを舞台に第2ラウンドの競技を終了。前日トップのリッキー・ファウラー(米)がスコアを落とす中、ブルックス・ケプカ(米)ら4選手が通算7アンダーで首位タイに立っている。
初日「65」をマークして首位発進を決めたファウラーだったが、2番、7番と前半は順調にスコアを伸ばし、後続とのリードを広げる。しかし通算9アンダーで迎えた後半、11番から痛恨の3連続ボギーを喫するなど、1オーバー73とスコアを落とし、通算6アンダー5位タイで大会を折り返す。
一方、リーダーボードの最上段に浮上したのは、ケプカ、ポール・ケイシ―(英)、ブライアン・ハーマン(米)、トミー・フリートウッド(英)。1打差の5位タイにファウラー、J.B.ホームズ(米)、ジェイミー・ラブマーク(米)が続く。通算5アンダー8位タイに松山英樹、ザンダー・ショフェレ(米)、ブラント・スネデカー(米)、アマチュアのキャメロン・チャンプ(米)、キム・シウー(韓)となっている。
その他上位陣は、4月の「マスターズ」でメジャー初優勝を飾ったセルヒオ・ガルシア(スペイン)が通算3アンダー19位タイ、今季3勝を挙げるジャスティン・トーマス(米)は通算2アンダー24位タイで宮里優作、小平智らと並ぶ。また、ジョーダン・スピース(米)は通算イーブンパー43位タイで予選通過を決めた。
一方、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)とアダム・スコット(豪)は通算3オーバー80位タイ、世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米)は、通算4オーバー92位タイ。ローリー・マキロイ(北アイルランド)とジョン・ラーム(スペイン)は通算5オーバー102位タイ、ジェイソン・デイ(豪)が通算10オーバー144位タイと2日目で今季のメジャー第2戦を終えている。