松山、「66」と圧巻のラウンド! 堂々の2位タイ
米男子ツアーの今季メジャー第2戦 全米オープンが現地時間18日、ウィスコンシン州のエリンヒルズを舞台に最終ラウンドの競技を終了。松山英樹は6アンダー66をマークしたものの、4打差の2位タイとなっている。
前日首位のブライアン・ハーマン(米)と6打差の14位タイからスタートした松山は、1番でいきなり2オンに成功し、イーグルチャンスにつけるが、惜しくもバーディ。4番でスコアを伸ばした直後の5番では、セカンドをベタピンにつけるスーパーショットを披露するなど、出だしの5ホールで3バーディを奪う猛チャージを見せる。6番パー3でボギーを叩くも、通算8アンダーで前半を折り返す。
するとサンデーバックナインではさらにスコアを伸ばす。11番から連続バーディとし、上りホールでもスコアを伸ばすことに成功した松山は、トップと1打差の単独2位でホールアウト。この日の平均パット数が1.39と1位タイを記録するなど、ショートゲームが冴え渡り、トータル8バーディ、2ボギーの「66」と第4ラウンドのベストスコアをマーク。通算12アンダーまでスコアを伸ばしたものの、惜しくも初のメジャー制覇に手が届かなかった。
前日35位タイの小平智は、バーディ先行の幸先の良いスタートを切るも、9番でダブルボギー、15番でトリプルボギーを喫する。トータル3バーディ、2ボギー、1ダブルボギー、1トリプルボギーの通算4オーバー76でラウンド。通算3オーバー46位タイで、初の全米オープンの競技を終えている。
また、2年連続で決勝ラウンド進出を果たした宮里優作だったが、5番までパーセーブが続く我慢のゴルフに。しかし、6番で最初のボギーを叩くと、10番から連続ボギー、さらに13番からは3連続ボギー。結局この日はノーバーディの7オーバー79と大きく崩れ、通算9オーバー60位タイとなっている。
今季の全米オープンを制したのは、通算16アンダーのブルックス・ケプカ(米)。4打差の2位タイに松山とハーマン、通算11アンダー単独4位にトミー・フリートウッド(英)が続いている。