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J.スピースとM.クーチャーは最終組 昨季を彷彿させる激闘に期待

更新日:2017/07/23 12:05
J.スピースとM.クーチャーは最終組 昨季を彷彿させる激闘に期待

 

 今季メジャー第3戦 第146回全英オープンが現地時間22日に英国のロイヤル・バークデイルGCを舞台に第3ラウンドの競技が終了。最終ラウンドを前にペアリングが発表され、メジャー3勝目に王手をかけるジョーダン・スピース(米)は、マット・クーチャー(米)と最終組でラウンドすることが決まった。

 この日、最終組で回ったスピースは、5アンダー65をマークし、通算11アンダーまでスコアを伸ばす。一方のクーチャーも、4アンダー66で回り、通算8アンダーとし、両者は3ストローク差で最終日を迎えることになった。

 WGC-マッチプレーやライダーカップ、ザ・プレジデンツカップとマッチプレー形式の大会で多くの勝利を手にした39歳のクーチャーだが、いまだメジャー優勝を手にしていない。同選手にとって悲願のメジャー初優勝を飾る大きなチャンスをつかんでいるものの、スピースとの一騎打ちをあまり歓迎できないようだ。

 クーチャーは、競技終了後に「明日も彼とラウンドをするが、彼のことはあまり考えていない。もちろん順位を理解している。しかし、この状況が僕のゴルフにどれだけ良い影響をもたらすかはわからない。ただベストショットを打つことだけを考えてプレーしたい。明日も継続して良いゴルフができるように願っている」と自身のゴルフだけに集中したいと語っている。

 昨季のヘンリック・ステンソン(スウェーデン)とフィル・ミケルソン(米)の壮絶な一騎打は記憶に新しいが、今季の全英オープンでも後世の語り継がれるような名勝負が繰り広げられるのだろうか。

 注目が集まる最終組のティーオフは、現地時間23日の午後2時30分に予定されている。

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