松山英樹、一時首位も後半崩れ15位タイ 新鋭T.ピータースがトップに
世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-ブリヂストン招待が現地時間3日、オハイオ州のファイアーストーンCCを舞台に第1ラウンドの競技を終了。WGC2勝目を狙う松山英樹は、1アンダー69でラウンドし15位タイ発進となった。
インスタートとなった松山は、出だしの10番をバーディとすると、11番ボギーの後の13番から4連続バーディを奪取。18番をボギーとしたが、3アンダーと好位置で前半を折り返す。初日からロケットスタートを切りたいところだったが、後半は出入りの激しい展開に。1番、3番をボギーとすると、上がり3ホールでも2つスコアを落として、トータル7バーディ、6ボギーでホールアウト。トップとは4打差となっている。
リーダーボードのトップは、25歳のトーマス・ピータース(ベルギー)。ノーボギーの5アンダー65で回り、昨季は初のライダーカップ欧州チームにも選ばれた新鋭がWGC初制覇へ好発進となった。1打差の単独2位にはラッセル・ノックス(スコットランド)。全英覇者のジョーダン・スピース(米)、今大会から新キャディとなったローリー・マキロイ(北アイルランド)、ジョン・ラーム(スペイン)らが3アンダー67で3位タイとなっている。
世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米)は、5バーディ、3ボギーの2アンダー68でアダム・スコット(豪)、ジミー・ウォーカー(米)らと9位タイ。マスターズ王者のセルヒオ・ガルシア(スペイン)、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、ジャスティン・ローズ(英)らが2オーバー72の43位タイで並んでいる。
その他日本勢は、小平智が1バーディ、2ボギー、1ダブルボギーの3オーバー73で53位タイ。WGC-デル・マッチプレーで単独4位となった谷原秀人は、スタートの4ホールで2バーディを奪ったが、その後6つのボギーを叩き、2バーディ、6ボギーの4オーバー74で62位タイと出遅れている。
(写真提供:Getty Images)