宮里藍、最後の全英女子OPは予選落ち L.トンプソンが2打差2位タイ
女子ゴルフの今季メジャー第4戦 全英リコー女子オープンが現地時間4日、スコットランドのキングスバーンズ・ゴルフリンクスを舞台に第2ラウンドの競技を終了。宮里藍は2オーバー74とスコアを落とし、通算2オーバー94位タイで予選落ちとなった。
初日は「72」で回り73位タイとなった宮里。2日目はカットラインを睨みながらのプレーとなったが、1番からボギーが先行する苦しい展開に。その後、5番でバーディが来たが、6番、8番でスコアを落とし前半を2オーバーでハーフターンとなる。
バックナインに入ると、11番、13番をバーディとして、一時カットラインまで1ストロークに迫ったものの、15番パー5で痛恨のダブルボギーを喫すると、終盤で取り返すことができず。3バーディ、3ボギー、1ダブルボギーでホールアウトし、最後の全英女子オープンは2日間で幕を閉じた。
日本勢では今季国内ツアー賞金ランキング2位につける鈴木愛、野村敏京、上原彩子が通算4アンダー21位タイで決勝トーナメントへ。首位とは7ストロークと差があるものの、上位進出の可能性を残してムービングサタデーへ挑む。
また、西山ゆかりは通算2アンダー48位タイ、初出場の川岸史果が通算1アンダー65位タイで予選通過を果たしている。一方、堀琴音は2オーバー74の通算4オーバー116位タイに終わり、予選落ちとなっている。
リーダーボードのトップは、4アンダー68で回り、通算11アンダーまでスコアを伸ばしたキム・インキョン(韓)。ロレックスランキング(女子世界ランキング)2位のレクシー・トンプソン(米)、ジョージア・ホール(英)が2打差の2位タイにつけている。前日首位のミッシェル・ウィー(米)は4オーバー76とスコアを落として、通算4アンダー21位タイに後退となった。
同ランク1位のユ・ソヨン(韓)、同5位のリディア・コ(ニュージーランド)は通算1アンダー65位とカットライン上で予選を通過。ディフェンディング・チャンピオンのアリヤ・ジュタヌガーン(タイ)は5オーバー77と崩れ、通算4オーバー116位タイで決勝ラウンド進出を逃している。
(写真提供:Getty Images)