タイガーに並ぶ「61」で逆転の松山 メジャー制覇、年間王者も視野に
更新日:2017/08/07 11:44
掲載日:2017/08/07 07:35
松山英樹は、現地時間6日に行われた世界ゴルフ選手権(WGC)シリーズのWGC-ブリヂストン招待(オハイオ州ファイアーストーンCC)の最終日に9アンダー「61」を叩き出して逆転優勝を飾った。
タイガー・ウッズ(米)、セルヒオ・ガルシア(スペイン)らが持つコースレコードに並んだ松山は、パーオン率で88.89%を記録。最終日は危ない場面がほとんどなく、ノーボギーと安定したプレーを見せた。
また、世界のトップクラスが集結した今大会でストローク・ゲインド・ティー・トゥ・グリーンは4日間の合計で14.936を記録し、全体のトップに。ストローク・ゲインド・アラウンド・グリーンでも5.824で1位となるなど、内容でも他の選手を圧倒した。
世界ランキングは3位で変動のない見込みだが、フェデックス・ランキングでは首位に浮上。翌週に控える全米プロゴルフ選手権(10日〜13日/ノースカロライナ州クエイルホロークラブ)でのメジャー初制覇とともに、プレーオフシリーズの結果次第では日本人初の年間王者に輝く可能性も出てきた。
今季はWGCシリーズの4試合を世界No.1のダスティン・ジョンソン(米)と2勝ずつで分け合う結果となったが、25歳の快進撃がどこまで続くのか注目だ。
(写真提供:Getty Images)