昨季全米プロ覇者のJ.ウォーカー ライム病との戦い
更新日:2017/08/10 12:30
掲載日:2017/08/09 18:31
全米プロゴルフ選手権開幕前、昨季覇者のジミー・ウォーカー(米)が自身の状態について「ゴルフやゲームの心配はしていない。昨季優勝できたことは良かった、すごくホッとしている。でも何というか、自分の中にある闘争心がわいてこない感じがする」と語った。
今年4月にライム病(人獣共通感染症の1つ)にかかり、落ち込んで虚脱感に見舞われる状態が発作的に出ると発表。前週のWGC-ブリヂストン招待2日目までは通算7アンダーで単独トップだったが、終わってみれば通算1アンダー28位タイという結果となった。
「病気にかかり、気分が悪くなり、働けなくなり、練習ができない、そして治療のために時間を取る。ダメになっていくと感じる時があるよ。でもしょうがない、これが人生だと思わないと。練習して進むしかない、健康でいられるよう頑張って100パーセントの状態に持っていくよ」
病気を乗り越え、タイガー・ウッズ(米)が2006年、2007年と優勝した以来の連覇となるだろうか?