高難易度のグリーンに選手たちが困惑? 2日目以降は雨予報
更新日:2017/08/11 18:25
掲載日:2017/08/11 18:22
現地時間10日に開幕した今季メジャー最終戦 全米プロ選手権の舞台となっているノースカロライナ州クエール・ホローCは、例年米男子ツアーのウェルズ・ファーゴ選手権が開催されている。
同大会は2015年にローリー・マキロイ(北アイルランド)が通算21アンダーで優勝するなど、ビッグスコアが出る大会だったが、メジャートーナメントのために改修された同コースで行われた初日の競技ではアンダーパーでラウンドしたのがわずかに24人だけ。これまでとは全く違う難易度に生まれ変わっているようだ。
大きな特徴は、サブエアシステムによる固くて速いグリーン。これにはパッティングの名手であるジョーダン・スピース(米)をも苦戦させ「ストレス」と語らせるほどの難しさとなっていた。
そして、1アンダー71でプレーしたジョン・ラーム(スペイン)が「ほとんどタップするような感覚だった。そして、カップの近くで止まってくれと願ったよ」と話せば、全米王者のブルックス・ケプカ(米)は「今までプレーしたなかで一番の速さだった」と想像以上の難しさに困惑した。
大会前にはフィル・ミケルソン(米)が優勝スコアをイーブンパー付近と予想したが、その言葉に違わぬ結果となった初日。2日目から最終日にかけては、雨の予報となっているが、果たしてこれがコースにどのような影響を与えるのか注目だ。