22年ぶり予選落ちのP.ミケルソンは次なる目標へ 「良いプレーをすれば」
日没サスペンデッドが決定した今季メジャー最終戦 全米プロゴルフ選手権の第2ラウンド。初日に「79」と大きく出遅れていたフィル・ミケルソン(米)は、この日も3オーバー「74」とスコアを取り戻すことができず、通算11オーバー暫定120位タイに沈み、予選落ちが決定的となった。
初日の「79」を同大会におけるミケルソンの過去最低のスコアとなったが、予選落ちも1995年大会以来実に22年ぶり。メジャー100試合目と節目の一戦となった今週は、苦い結果に終わった。
全英オープンでも予選落ちとなっていたミケルソンは、この日のラウンド終了後「ここ数試合はひどい結果となってしまった」とコメント。6月には25年間ともに戦ってきたキャディのジム・マッケイ氏とのパートナーシップを解消したが「それがショットにどの程度影響しているのかは分からない」と話した。
この2日間のプレーについては「上手くコントロールすることができず、間違った場所にボールを打ってしまった」と、ショットの不調を嘆いた。しかし、47歳は次なる目標に向けて切り替えないといけない。米ツアーは2週後からプレーオフシリーズを開始。そして、9月28日からはザ・プレジデンツカップ(ニュージャージー州リバティ・ナショナルGC)が開幕する。
1993年から同大会に出場し続けているミケルソンは、現在上位10名が自動選出される出場選手ランキングで17位。仮に10位以内に入ることができなくても、スティーブ・ストリッカー主将が持つキャプテンピックによるメンバー入りの可能性がある。「そこに関わることができることは嬉しいが、今は良いプレーをするだけだ。プレーオフシリーズで良いプレーをすれば、自らの力でメンバーの入ることができる」と、ミケルソンは自力でのメンバー入りを誓った。