松山、3打差の5位タイ 悲願のメジャー初優勝は来年に持ち越し
更新日:2017/08/17 17:44
掲載日:2017/08/14 08:32
今季メジャー最終戦 全米プロゴルフ選手権が現地時間13日、ノースカロライナ州のクエール・ホローCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。松山英樹は1オーバー72でラウンドし、3打及ばず惜しくもメジャー初制覇には手が届かなかった。
1打差の2位タイからスタートした松山は、この日もボギーが先行する苦しいゴルフに。1番をパーとするも、直後の2番でパーパットを外してボギー。しかし6番パー3で約3メートルのパットを沈めてバーディとすると、7番でもバーディを奪い、1つスコアを伸ばして前半を折り返す。
すると、10番で6メートル超のバーディパットを沈め、単独首位に浮上。しかし、11番でボギーを叩くと、12番、13番でも連続でスコアを落とし、優勝争いから一歩後退。14番から連続でバーディとしてスコアを戻したが、16番で約1.5メートルのパーパットを外し、痛恨のボギー。さらに18番でもスコアを落とし、トータル5バーディ、6ボギーの「72」でホールアウト。通算5アンダー5位タイとなり、悲願の日本人初のメジャー制覇は来年に持ち越しとなった。
その他の日本勢は、前日「67」をマークして18位タイに急浮上した小平智だったが、この日はバーディを奪えず、4オーバー75でホールアウト。通算5オーバー48位タイと大きく順位を落とした。一方の谷原秀人も、2番から3連続ボギーとするなど、1バーディ、4ボギーの「75」とし、通算11オーバー67位タイで大会を後にしている。