J.トーマス、メジャー初優勝! R.ファウラー、松山は5位
今季メジャー最終戦 全米プロゴルフ選手権が現地時間13日、ノースカロライナ州のクエール・ホローCを舞台に最終ラウンドの競技を終了。松山英樹が5位タイとなった一方、ジャスティン・トーマス(米)が通算8アンダーでメジャー初優勝を飾っている。
最終組の1つ前で松山とラウンドしたトーマスは、1番をボギーで凌ぐと、直後の2番で約5メートルのパットを沈め、この日最初のバーディを奪う。3番をボギーとするも、7番でスコアを戻し、9番もバーディとし、1つスコアを伸ばして前半を折り返す。後半も、17番でスーパーショットを見せるなど、順調にバーディを重ね、トータル6バーディ、3ボギーの「68」でホールアウト。今季3勝と好調を維持するトーマスは、メジャー大会10戦目にして念願の初タイトルを手にしている。
通算6アンダー2位タイにこの日のベストスコアタイをマークしたフランセスコ・モリナリ(伊)とパトリック・リード(米)、そしてメジャー1勝を誇るルイス・ウーストハウゼン(南ア)。通算5アンダー5位タイに松山、リッキー・ファウラー(米)、通算4アンダー7位タイに初日から首位を守ってきたケビン・キスナー(米)とグラハム・デラート(カナダ)が続く。
その他、全英オープンで惜しくも2位のマット・クーチャー(米)は、ジェイソン・デイ(豪)らと通算1アンダー9位タイ、世界ランキング1位のダスティン・ジョンソン(米)は、「67」と大きくスコアを伸ばし、ヘンリック・ステンソン(スウェーデン)、ブルックス・ケプカ(米)らと通算イーブンパー13位タイに並んでいる。
また、ローリー・マキロイ(北アイルランド)は通算1オーバー22位タイ、今大会でのキャリアグランドスラム達成を目指したジョーダン・スピース(米)は通算2オーバー28位タイ。ジョン・ラーム(スペイン)は、通算7オーバー58位タイ、アダム・スコット(豪)は通算8オーバー61位タイと下位で大会を後にした。