オーガスタ会長のB.ペイン氏引退 松山がローアマを獲るキッカケに
更新日:2017/08/24 15:21
掲載日:2017/08/24 12:08
オーガスタ・ナショナルGCのチェアマン、ビリー・ペイン氏が今年の10月16日をもって引退すると発表された。
ペイン氏は1996年アトランタ五輪で委員会会長兼CEOを務め、2006年5月にオーガスタ・ナショナルGCのチェアマンに就任。2009年にはより多くのアマチュア選手にマスターズを経験して欲しいという思いから、優勝者にマスターズ出場権が付与されるアジアパシフィックアマチュア選手権を2009年に創設した。
今大会で松山英樹は2010年、2011年と連覇を果たし、2011年のマスターズではローアマチュアを獲得。ペイン氏は「ヒデキは一番の成功例で、偉大な優勝者だ」と松山を褒め称えた。
マスターズを6度制したジャック・ニクラウス(米)は「彼の働きっぷりは素晴らしく、彼のおかげマスターズの質が上がった。まだまだ若いしこれからもゴルフ界に貢献してくれるだろう。ファンタスティックだ」とコメントした。
新たなチェアマンにはフレッド・リドレー氏(1975年全米アマチュアゴルフ選手権覇者)が就任予定である。
(写真提供:Getty Images)