J.スピース、松山を含め上位4選手がPOY候補と予想
更新日:2017/09/01 19:06
掲載日:2017/09/01 16:34
プレーオフシリーズ第2戦 米男子ツアーのデル・テクノロジーズ選手権開幕前の会見で、今季3勝(メジャー1勝)のジョーダン・スピース(米)が年間最優秀選手(POY)についてコメントした。
現在フェデックスカップ・ポイントランキング1位がダスティン・ジョンソン(米)、2位がスピース、3位がジャスティン・トーマス(米)、4位が松山英樹となっている。「もし最終的に4人が20位くらいで終われば、ジャスティンだと思うが、どうなるかは分からない」とスピース。
海外メディアではジョンソンが年間最優秀選手に選ばれるのではという予想が多い。同選手はプレーオフシリーズ初戦を制し今季4勝(WGCシリーズ2勝)、年間王者となればPOY獲得も近づく。しかし、今季メジャータイトルがないというのがネックになる可能性がある。
2008年、パドレイ・ハリントン(アイルランド)がメジャー2勝、タイガー・ウッズ(米)は怪我の影響で6試合にしか出場できなかったが4勝(メジャー1勝、WGCシリーズ1勝)を挙げた。結果的に年間最優秀選手に輝いたのはハリントンで、勝利数よりもメジャー2勝を評価された。
トーマスは全米プロゴルフ選手権で優勝し今季4勝。プレーオフシリーズの残り3試合で好成績を収め年間王者に輝けば、POYに選ばれる可能性は高まる。松山も3勝(WGCシリーズ2勝)を挙げており、プレーオフシリーズの結果次第では年間優秀選手も夢ではない。