PXG創業者がテーラーメイド社を提訴 特許技術の侵害?
更新日:2022/10/26 00:57
掲載日:2017/09/14 19:33
2014年の創設以降、世界の名だたるプレーヤーが使用するほどのブランドに成長したPXG(PARSONS XTREME GOLF)。そんなPXG創業者兼CEOのボブ・パーソン氏が、このたびテーラーメイドゴルフを提訴したと発表した。
パーソン氏は13日に自身のツイッターで「テーラーメイドゴルフのP-790アイアンは我が社が保有する特許技術の多くを侵害している。連邦裁判所に提訴した」と投稿。テーラーメイドゴルフが9月上旬に発売した『P-790』というマッスルバック形状のアイアンが、PXGのアイアンの構造に酷似していると主張している。
ゴルフマジックによると『P-790』アイアンは中空ヘッド内を泡で埋め尽くし、ソフトな打感と飛距離アップを実現したスピードフォーム技術を採用。これに対しPXGがヘッド内に注入しているのは「熱可塑性エラストマ」という素材でテーラーメイドゴルフとは異なるが、クラブが発揮する効果はほぼ同じだという。
提訴にまで発展した今回の事態。現時点で続報は届いていないが、両ブランドのユーザーにとっては一日も早い問題の終息を願いたいところだろう。