P.クリーマーが涙の棄権 「藍に選んでもらって嬉しかった」
更新日:2018/06/10 16:15
掲載日:2017/09/16 05:01
エビアン選手権(フランスのエビアン・リゾートGC)第1ラウンド、宮里藍、ヤニ・ツェン(台)と同組でプレーしていたポーラ・クリーマー(米)が後半4番で棄権。「痛みに耐えきれない」と涙をこぼした。
今大会は宮里にとって現役最後のゲームということもあり、大会側は宮里のリクエストを受け予選ペアを組む粋な計らい。2010年全米女子オープン覇者のクリーマーとメジャー通算5勝のツェンが指名された。
クリーマーは火曜日に左手首を痛め、水曜日には練習が出来ないほどの痛みとなっていたが、「どうしても藍とプレーしたかった。藍に選んでもらって本当に嬉しかったし、こんな光栄なことはない」とし、「これから会えなくなるわけじゃないし、ずっと友達よ」と宮里に対する思いを語った。
宮里は3アンダー8位タイ、ツェンは5オーバー76位タイで初日を終えている。