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P.クリーマーが涙の棄権 「藍に選んでもらって嬉しかった」

更新日:2018/06/10 16:15
P.クリーマーが涙の棄権 「藍に選んでもらって嬉しかった」
ポーラ・クリーマーを励ます宮里藍。

 

 エビアン選手権(フランスのエビアン・リゾートGC)第1ラウンド、宮里藍、ヤニ・ツェン(台)と同組でプレーしていたポーラ・クリーマー(米)が後半4番で棄権。「痛みに耐えきれない」と涙をこぼした。

 今大会は宮里にとって現役最後のゲームということもあり、大会側は宮里のリクエストを受け予選ペアを組む粋な計らい。2010年全米女子オープン覇者のクリーマーとメジャー通算5勝のツェンが指名された。

 クリーマーは火曜日に左手首を痛め、水曜日には練習が出来ないほどの痛みとなっていたが、「どうしても藍とプレーしたかった。藍に選んでもらって本当に嬉しかったし、こんな光栄なことはない」とし、「これから会えなくなるわけじゃないし、ずっと友達よ」と宮里に対する思いを語った。

 宮里は3アンダー8位タイ、ツェンは5オーバー76位タイで初日を終えている。

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