8戦6勝の米国、11点リードして最終日へ 松山はJ.トーマス組に敗戦
ザ・プレジデンツカップが現地時間30日、ニュージャージー州のリバティ・ナショナルGCを舞台に3日目の競技を終了。米国選抜が世界選抜相手に14.5対3.5と大きなアドバンテージを持って最終日を迎える。
3日目は午前にフォアサム(1つのボールを2人が交互に打ち合う方式)4試合、午後にフォアボール(各選手が自分のボールを打ち、各ホールで良い方のスコアを採用)4試合が行われた。
午前の第1マッチでは、ジョーダン・スピース&パトリック・リード組とマーク・リーシュマン&ジェイソン・デイのオーストラリア組が対戦し、米国選抜が4&3で勝利。第2マッチのマット・クーチャー&ダスティン・ジョンソン組も後に続き、アダム・ハドウィン(カナダ)&アダム・スコット(豪)組を4&3で下す。
さらに第3マッチでは、ケビン・キスナー&フィル・ミケルソン組もエミリアーノ・グリーヨ(アルゼンチン)&ジョナサン・ヴェガス(ベネズエラ)組に2&1で勝利する。しかし、第4マッチではブランデン・グレイス&ルイス・ウーストハウゼンの南アフリカ組がリッキー・ファウラー&ジャスティン・トーマス組と引き分け、世界選抜が0.5ポイントを獲得し、午前の競技を終える。
午後のフォアボールでも米国選抜の勢いは止まらない。リード&スピース組がウーストハウゼン&ジェイソン・デイ(豪)組に2&1で勝利。午前の競技に欠場した松山英樹はヴェガスとペアを組み、トーマス&ダニエル・バーガー組と対戦。松山は序盤に3ホール連続でポイントをもたらすも、後半に逆転を許し、3&2で敗戦した。
続く第3マッチでは、アニルバン・ラヒリ(インド)&キム・シウ(韓)組がケビン・チャペル&チャーリー・ホフマン組に1アップで勝利するも、第4マッチでリーシュマン&グレイス組がブルックス・ケプカ&ジョンソン組に敗れる。3日目も米国選抜が6勝1分け1敗と世界選抜を圧倒し、11ポイントをリードして最終日を迎える。
最終日は、シングルマッチ12試合が予定されている。
(写真提供:Getty Images)