松山に続け! 丸山奨王が2位タイ発進/アジアアマ選手権
更新日:2017/10/26 19:19
掲載日:2017/10/26 19:16
アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権は現地時間26日、ニュージーランドのロイヤルウェリントンGCを舞台に開幕。アジアアマNo.1を決める大会で丸山茂樹の長男・奨王(キャンベルホールスクール)が4アンダー67の2位タイと好スタートを切った。
インから出た丸山は15番でボギーが先行する苦しい展開。それでもなんとか耐えて17番まで1オーバーでプレーすると18番のバーディを契機に状況が好転する。後半は4番からの3連続を含む5バーディ(1ボギー)と大きくスコアを伸ばして67をマークした。
父は米ツアー3勝の丸山茂樹。米ロサンゼルスで生まれ、やはり幼いころからクラブを握り技術を磨いてきた。今年は9月のジュニアプレジデンツカップで世界選抜のメンバー入りと将来を嘱望されている。トップとは4ストローク差だが、2日目もこの調子でいければ2010、11年と連覇した松山英樹以来のアジアアマ制覇も見えてくるはずだ。
もし仮に優勝となれば来年のマスターズ、全英オープン本戦の出場権が与えられることになり、父・茂樹も痺れるような戦いを繰り広げた夢舞台への出場が叶う。
その他の日本勢はイーブンパー17位タイに埼玉栄高校3年の植木祥多。アジアパシフィック ダイヤモンドカップゴルフでローアマを獲得した中島啓太(代々木高2年)は1オーバー23位タイ、2オーバー31位タイに塚本岳(明治大1年)、5オーバー70位タイに大西魁斗(南カリフォルニア大1年)と杉原大河(生光学園高3年)が続いている。
(写真提供:Getty Images)