J.スピースのギャラは賞金総額より多い？　オーストラリアンOP

　豪州＆ワンアジアツアー共催のエミレーツ・オーストラリアン・オープン（現地時間23日／ニューサウスウェールズ州、ザ・オーストラリアンGC）で連覇を狙うジョーダン・スピース（米）は、今大会に出場するだけで米100万ドルを手にするそうだ。『sports24』や『Golf.com』が報じている。

　賞金総額が豪125万ドル（米94万ドル）ということを考えると破格だが、ゴルフオーストラリア経営最高責任者のステファン・ピット氏は、今年の全英オープン覇者を呼ぶことは100万ドル以上の価値を生むと言う。

「ジョーダンはビッグスターだ。彼が戻ってくるとアナウンスが出来たから、コース近くの宿泊施設は予約でいっぱい、昨年と比べて入場券の売れ行きも格段に伸びている」とピット氏はロイター通信に語った。

　今大会には、世界ランク12位のジェイソン・デイ（豪）、06年全米オープンを制したジェフ・オギルビー（豪）、03年マスターズ覇者のマイク・ウィアー（カナダ）、国内男子ツアーの日本オープンゴルフ選手権で単独2位となったアマチュアの金谷拓実（東北福祉大1年）が出場する。

（写真提供：Getty Images）