R.ファウラー、「膵臓がんと闘ったレジェスさんのために優勝した」
更新日:2017/12/12 14:15
掲載日:2017/12/12 13:37
タイガー・ウッズ(米)が出場したヒーロー・ワールドチャレンジを制したリッキー・ファウラー(米)。「最高に良い奴」とジョーダン・スピース(米)やジャスティン・トーマス(米)が言うように、ファウラーは膵臓がんと闘っていたジャーマン・レジェス氏と最高の時間を過ごしたようだ。米国時間7日に自身のSNSで書き綴った。
「38日前、アトランタに行って、膵臓がんと闘っていたレジェスさんとゴルフをした。楽しんでくれたかな。朝食、ゴルフ、遅めのランチと本当に最高だった。カートに乗りながら色々話して、笑いが絶えなかった。僕よりもパッティングが上手かった! 共にした時間は一生忘れない。でも11日前、タイガー復帰戦の前に亡くなってしまった。残り少ない人生を僕と過ごしてくれて本当に感謝している。ありがとうレジェスさん。あなたのためにヒーローで優勝した。安らかにお眠りください」
ファウラーは最終日に7連続バーディを奪うなど「61」を叩き出し、大逆転優勝を果たした。面白いくらいにパットを決めていたファウラーのラウンドに、レジェス氏も天国で大喜びしていただろう。
(写真提供:Getty Images)