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テレビ視聴者からの指摘は受け付けない レクシー問題解決へ

更新日:2018/02/24 18:51
テレビ視聴者からの指摘は受け付けない レクシー問題解決へ
L.トンプソンはルールに負けず最後まで戦い抜いた。

 

 米国時間11日に全米ゴルフ協会(USGA)、全英ゴルフ協会(R&A)は、テレビ視聴者からの指摘で選手にペナルティを与えるルールは廃止にすると発表した。

 このルールによって結果的に4打罰を科せられ優勝を逃したのがレクシー・トンプソン(米)だった。今年4月のANAインスピレーション3日目、17番ホールで同選手はパットを打つ前にマークした場所とは別の場所にボールを置き直した(ように見えた)。しかし、本人も競技委員も気づくことなくホールアウトした。

 そして迎えた最終日の後半12番から13番に向かう途中で、トンプソンは競技委員から4打罰を科すと告げられた。理由はテレビ視聴者がリプレイを見たところ、17番ホールでの行為は誤所からのプレー(2打罰)にあたるため。プラス過少申告での2打罰で、計4打のペナルティを受けてしまった。タイガー・ウッズ(米)やリッキー・ファウラー(米)もテレビ視聴者は競技委員ではないとコメントしていた。

 ルール変更を受け、トンプソンは「ルールを変更してくれて、USGAとR&Aに感謝しています。他の選手が私のようなシチュエーションに直面しないと思うと嬉しいです」と自身のSNS上に投稿している。

 本来ゴルフルールは4年に1度(次回は2019年1月1日)改定されるが、この「レクシールール」に関しては2018年1月1日から適用される。

(写真提供:Getty Images)

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