P.ミケルソン、ツアー優勝はまたもお預け 前半の失速を悔やむ
更新日:2018/02/05 10:21
掲載日:2018/02/05 10:14
ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン通算4度目の優勝を目指したフィル・ミケルソン(米)。5年近くツアー優勝から遠ざかっている同選手は、今大会の最終日にスコアを伸ばすも惜しくも届かず、久々の優勝はまたしてもお預けとなった。
前日2打差の5位タイに浮上したミケルソンはこの日、1番からの14ホールでバーディはわずかに1つだけ。優勝争いから脱落したかに見えたが、15番で2つ目のバーディを奪うと、16番の名物ホールでは9メートル超のバーディパットを沈め、大声援を浴びると、続く17番でもスコアを伸ばす。
そして18番、首位のゲーリー・ウッドランド(米)を捉えるためにはイーグルが必要なミケルソンだったが、痛恨のダブルボギー。2アンダー69とスコアを伸ばしたものの、4打届かず、通算14アンダー5位タイで終わった。
競技終了後、ミケルソンは「前半はいくつか悪いところがあった。少しずれが生じていて、私にとって良いことではなかった。もっと早くからパットが入ってくれれば良かったが、スコアを伸ばすことができたし、16番であのパットを沈められたことに満足している」と振り返った。
2013年に大会通算3勝目を挙げ、その勢いで同年の全英オープンを手にしたミケルソンだが、その年以降ツアー優勝から見放されている。しかし、47歳の同選手は次週に開催されるAT&Tペブルビーチ・プロアマ(カリフォルニア州ペブルビーチGL他)に向けて早くも切り替えた。
「週ごとにゴルフが良くなっていると思うから、これを続けることを目標にしている。毎週、毎週、さらに良いプレーを続けていくだけだ」
(写真提供:Getty Images)