優勝を逃したR.ファウラー「後半に何もできなかった」
更新日:2018/02/05 11:26
掲載日:2018/02/05 11:13
ウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン初優勝を目指し、単独首位で最終日を迎えたリッキー・ファウラー(米)だったが、あと一歩のところで涙をのんだ。
2010年は2位、2016年はプレーオフで松山英樹に敗れるなど、TPCスコッツデールで好成績を収め続けるファウラーは今年、大会初優勝に大きく近づいていた。そして迎えた最終日、2番からバーディを奪うも、後半に大失速。2オーバー73とスコアを落とし、通算12アンダー11位タイで大会を終えた。
最終日での転落に落胆を隠しきれないファウラーは「何度も良いパッティングを打てていたが、バックナインでそれができなかったことに少し失望している。一番がっかりした出来事の1つに入ると思う」と振り返った。
これまでにファウラーが最終日を前に単独首位に立った回数は計6回。しかし、優勝できたのは1回のみとあと一歩のところで何度も勝利を逃している。今大会の前半も我慢のゴルフを続け、首位と1打差をキープして後半に入るも、15番からの3連続ボギーで一気に崩れた。
しかし、ファウラーは「ここを気に入っているし、このコースとの相性も良いみたいだ。バックナインに何もできなくて少し落ち込んでいるけれど、次のチャンスを見据えて前を向きたい」と気丈に振舞った。
(写真提供:Getty Images)