J.スピース、パッティング不調も連覇に自信
更新日:2018/02/08 12:13
掲載日:2018/02/08 11:52
AT&Tペブルビーチ・プロアマ(カリフォニア州、ペブルビーチGL他)連覇を狙うジョーダン・スピース(米)だが、パッティングが少しスランプに陥っているようだ。
前週のフェニックス・オープンでは2017年5月以来の予選落ち。ラウンド後はインタビューを断り会場を後にするほどだった。ペブルビーチのグリーンはポアナ芝でデコボコ、短いパットを決めるのが難しいとされているが、スピースは今の心境を記者会見で語った。
「少しスランプなだけで、抜け出そうと努力している。構えた時に両手が下がりすぎていて、8歳の時に身に着けたフォームとは逆になっている。ミニスランプのようなことは今までなかったから、元に戻せればと思う」と自然なフォームに戻している途中のスピース。
しかし、大会連覇には自信を見せている。「去年この大会で初めて自分のパッティングに期待しなかった。入ればそれで良し、入らなければとにかくパーオン狙い。4日間でパッティングの調子が良かったのは1日だけ。それでも優勝することができたから、その経験を今回も活かしたい」
不調なのはパッティングだけで、ショットの精度やマネージメント力はピカイチ。今大会でのスピースの平均スコアは68.8で、ここ30年でのベスト平均スコア(10ラウンド以上プレーした選手中)となっており、連覇の可能性は大いにあるだろう。
(写真提供:Getty Images)