J.デイ、常に最後のチャンスだと思って大会に出場
更新日:2018/02/08 13:28
掲載日:2018/02/08 13:10
2週前のファーマーズ・インシュランス・オープンで2季ぶりツアー通算11勝目を挙げたジェイソン・デイ(豪)だが、毎回これが最後の大会になると思いながらプレーしているようだ。米国時間9日に開幕するAT&Tペブルビーチ・プロアマの記者会見で語った。
「大会に出場するたびにこの大会が最後だと思って臨んでいる。何があるか分からないからね。再び腰の状態が悪化するかもしれないし、クラブを握れなくなるかもしれない。だから毎試合勝てるようにトライする必要がある」
一瞬一瞬を大切にするというデイの気持ちは、去年さまざまなことを経験したからだろう。母親のガンの手術、妻の流産、腰の故障。腰痛に関しては今も完全には治っておらず、ファーマーズ・インシュランス・オープンではプロアマ戦を棄権した。それでも優勝したのは見事だった。
しかし本人は「ツアー通算11勝では物足りない。別に誰かを下に見ているわけじゃないよ。ただ自分にとっては少ない数字。複数メジャー優勝を挙げたいし、グランドスラムが達成できたら最高。20勝以上が目標。そのためには高いゴールを設定しなければならない」と更なる高みを目指している。
AT&Tペブルビーチ・プロアマには計8回出場しており、6位以上が4回と得意にしている。今大会に挑むにあたり「モチベーションもキープできているし、ハングリー精神もある」とコメントしたデイ。今季2勝目をつかみ取ることはできるだろうか。
(写真提供:Getty Images)