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帝王ニクラウスが会長の座を譲る 家族やチャリティを優先

更新日:2018/02/09 12:30
帝王ニクラウスが会長の座を譲る 家族やチャリティを優先
帝王ジャック・ニクラウス。年齢を重ねてもスイングの基本は変わらない。

 

 ジャック・ニクラウス(米)は『Nicklaus Companies』の会長を務めていたが、その座を実業家のハワード・ミルステイン氏に譲ると米国時間8日に発表。ニクラウスは副会長としてこれからも会社を支えていくようだ。

 ステートメントでニクラウスは「78歳だがすごく健康で、去年の秋に他のことに力を注ぎたいと思い始めた。もちろんこれからも会社をサポートするけれど、妻や家族をもっと支えていきたい」とチャリティ活動や家族との時間をもっと大切にするため会長の座を譲った。

 1962年に創設された『Nicklaus Companies』は世界で400以上のコースデザインを担当し、ニクラウスブランド商品(ゴルフボール、ワイン、アイスクリーム、レストラン、酒、フットウェア、アパレル)の販売等をしている。

 米ゴルフダイジェストによると、ニクラウスはコース設計から離れることはなく、引き続き携わっていくようだ。様々な面でゴルフ界に大きく貢献しているメジャー通算18勝のレジェンド。プレー以外でも多くの人を幸せにするニクラウスには、さすがの一言だ。

(写真提供:Getty Images)

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