マスターズ会場が大会後に改修へ 選手間の意見は真っ二つ
更新日:2018/02/19 14:46
掲載日:2018/02/19 15:20
毎年4月に開催されるシーズン最初のメジャー大会、マスターズが開催される「オーガスタ・ナショナル・ゴルフクラブ」は今年の大会終了後にコースの一部を改修する可能性があるようだ。
『Augusta Chronicle』もよると、同コースは4月の大会後、2018年後半の完成を目処に旧ベルクマンズ・ロードの裏にティーボックスを新設する計画書をすでに提出。この計画通りにいけば、新ティーボックスは現状の位置よりもさらに20ヤードから30ヤード下がり、隣接する4番グリーン周りの渋滞を緩和することが見込まれている。
仮に改修することが正式に決まれば2006年に現状のコース設定になって以降、初めての大きなレイアウト変更となるようだ。
オーガスタのコース改修の一報を受け、3度のグリーンジャケットに袖を通したフィル・ミケルソン(米)は「5番はすでに難コースだから、難易度の高いホールをより難しく、簡単なホールをより簡単にするのには賛成だ」と言及。2015年にマスターズを制したジョーダン・スピース(米)も困難なホールになることについては歓迎していた。
一方で、グラエム・マクドウェル(北アイルランド)は「ただでさえ5番は難しいホールの1つなのに、これ以上距離を伸ばす必要はあるのか」とコース改修に納得いかないようだ。
あくまでも計画段階であり、まだ正式な決定は下されていないが、予定通り行われた場合、来年以降のトーナメントに少なからず影響を与えそうだ。
(写真提供:Getty Images)