筋ジストロフィーを患うM.ホフマンが3位タイ発進
更新日:2018/02/23 18:27
掲載日:2018/02/23 18:16
28歳のモーガン・ホフマン(米)が筋ジストロフィーを患っていると発表したのは去年12月。基本的に治療方法のない病気で、ホフマンの場合は腕、胸、背中、脚の筋力が徐々に失われていくというもの。
今季は出場8試合のうち予選落ち5回、棄権1回。それでも決してプレーを諦めることはなかった。ザ・ホンダ・クラシック出場中のホフマンは初日を4バーディ、1ボギーの3アンダー3位タイと好発進を決めた。
「たくさん練習してきた。スイングスピードは遅くなったけど、自分のスイングはまだここにある。予選落ちが続いたのはこれ(病気)のせいじゃない」
医者から病気を告げられた際には、あまりにも簡単に医者が筋ジストロフィーについて説明したため、ホフマンは怒りを覚えたという。しかし、今では医者とともに症状が良くなるように様々な治療を試している。
「筋ジストロフィーと闘っている子供たちに、僕のようになれるよと伝えたい。PGAツアーで戦うのが大好きなんだ。多くの人に勇気を与えるのが究極のゴールだよ」とホフマン。病気を言い訳にせずゴルフに打ち込み、夢を与える立場のプロとしてホフマンは進み続ける。
(写真提供:Getty Images/撮影2017年9月3日)