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17番でスーパーショットのタイガー、観客の声援に満足

更新日:2018/02/24 13:48
17番でスーパーショットのタイガー、観客の声援に満足
17番でスーパーショットを披露したタイガー・ウッズは、ギャラリーの姿勢を評価した。

 

 タイガー・ウッズ(米)は、米男子ツアーのザ・ホンダ・クラシック(フロリダ州、PGAナショナル)の2日目を終え、首位と4打差14位タイで2大会ぶりに予選通過を決めた。

 この日、ウッズはスコアメイクに苦しんでいたが、風が吹き荒れる中迎えた17番、5番アイアンを握った同選手は、カップから4メートルの位置につけるスーパーショット。その後、バーディパットをしっかりと沈め、このホールをバーディとする。

 2日目の17番は、4分の1の選手がティーショットを池に入れるなど、104選手がパー以上で上がる最難関のホール。ティーショットを終えて、グリーンに向かって歩くウッズに多くのギャラリーが大歓声を送っていた。

 試合後、ウッズは「スイングの最中に叫ばない限り、問題ない」と語った上で「良いプレーには称賛を送り、悪いプレーにはブーイングをする。それは彼らにとって素晴らしい時間の過ごし方で、彼らの楽しみの1つだ。だからスイング中に叫ばない限りはクールなことだよ」とウェイスト・マネージメント・フェニックス・オープン後から数名の選手がギャラリーのマナーについて苦言を呈していることについて言及。

 また、17番のスーパーショット後に大歓声を送ったギャラリーについても触れたウッズは「17番に集まった多くの人はゴルフを知っている人で、このショットがどれだけ難しいのか理解している。だから、彼らは敬意を表してくれたと思う」とショットを称賛してくれた観客の反応に満足を示している。

 ローリー・マキロイ(北アイルランド)やジャスティン・トーマス(米)らが苦言を呈する中迎えた今大会。元世界No.1のウッズが予選を通過したことで明日からの決勝ラウンドは一層盛り上がりを見せるだろう。大会全体の雰囲気にも注目したい。

(写真提供:Getty Images)

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