バンカーは2打罰で脱出、前進4打も必要なし? 新ルール発表
更新日:2018/03/14 17:42
掲載日:2018/03/14 14:34
ゴルフルールを統括するR&A(英国ゴルフ協会)とUSGA(全米ゴルフ協会)は米国時間12日、2019年1月1日から適用される新たなゴルフ規則を発表。複雑なルールを簡単にし、競技人口を増やし、プレーファーストにつなげる狙いがある。主な新ルールを紹介しよう。
<バンカーは2打罰で脱出>
アンプレアブルを宣言すれば、2打罰でバンカーの後ろからショットできる。今までは1打罰でバンカー内にドロップするか、その前に打った地点へ戻る必要があった。また、バンカー内の葉、石、枝など「ルースインペディメント(自然のもの)」を取り除くことが可能となる。
<グリーン上>
グリーン上でピンを抜かない状態でカップインしても無罰となり、キャディーが選手のボールをマークしてピックアップすることが可能となった。
<OBやロスト時のローカルルール>
OBやロストとなった場合、2打罰でOBゾーンに入った付近から打つことができる。従って、前進4打も不必要となる可能性もある。しかし、プロツアーやトップアマチュアを決める大会等には適用されない見込みだ。
<ボールの捜索時間>
ボールを探す時間が5分から3分に短縮された。
<ドロップの位置>
ドロップをする時は、肩からではなく、膝より上の高さから落とす。より正確にボールをプレイスすることが可能となる。
(写真提供:Getty Images)