東北福祉大対決は松山に軍配 池田は大会初勝利/マッチプレー
世界ゴルフ選手権シリーズのWGC-デル・マッチプレーは現地時間21日、テキサス州、オースティンCCを舞台に初日の競技を終了。松山英樹、宮里優作の東北福祉大対決は2アンド1で後輩の松山に軍配が上がった。日本勢では池田勇太が大会初勝利を飾っている。
WGC3勝目を目指す松山がまずは初戦を勝利した。序盤は6ホールを終えて2アップと宮里がリードする展開。それでも松山は7番のバーディでひとつ取り返すとその後8番、9番と連続して勝利して逆転に成功する。10番で宮里が再びオールスクエアに戻したが、後半は松山が12番、13番の連続バーディで一気に引き離すと、1アップで迎えた17番で2メートル弱のバーディパットをしっかりと沈めて宮里との先輩後輩対決を制した。
また池田はロス・フィッシャー(英)に残り1ホールを残して2アップで世界マッチプレー初勝利。一方でもうひとりの日本勢で初出場の小平智は、ラファエル・カブレラ-ベロ(スペイン)を相手に終始リードを握られる展開で17番を終えて2ダウンで敗れた。
世界ランキングNo.1のダスティン・ジョンソン(米)は同52位のベルント・ウィースバーガー(オーストリア)に3ダウンで黒星スタート。ローリー・マキロイ(北アイルランド/世界6位)がピーター・ユーライン(米/57位)に、フィル・ミケルソン(米/14位)はチャールズ・ハウエルIII(米/59位)に敗れるなど波乱の幕開けとなっている。
今大会は4人ずつの計16組が3日間の総当たり戦で予選ラウンドを争い、その結果各グループ1位の16人がトーナメント方式の決勝ラウンドへ進む方式がとられる。
大会2日目は松山がキャメロン・スミス(豪)と、宮里がパトリック・キャントレー(米)と、池田がマット・クーチャー(米)と、小平がミケルソンと激突する。
(写真提供:Getty Images)